国内FXでは利用できないECN~値幅の少ない相場こそ海外FXで試したい
ここのところFXの値幅はドル円に限らずかなり限定的なものになってきています。
国内の店頭FX業者では主力商品であるドル円の取引が激減しているようで、スプレッドを狭めることで顧客の取り合いを始めている状況です。
すごい業者ではドル円の原則スプレッドを0.09銭にするといった出血大サービスをはじめていますが、そもそも相場が動かない以上、業者を移動してくる向きも限られているようです。
最低でも従業員が30名程度いる店頭FX業者でほとんど幅のないスプレッドを設してやっていけること自体逆に不思議な印象を覚えるもので、DD方式と呼ばれる社内にディーリングデスクを置いたビジネスにいかがわしさを感じるものがあります。
実はこういう時にこそ体験してもらいたいの海外FX業者が提供するECN・電子商取引によるFX売買なのです。
ECNはきわめて透明性の高いバーチャルな取引所の電子取引
現状では国内の店頭FX業者が一切提供しないサービスとなっているのECNと呼ばれる電子商取引です。
これは業者がバーチャルな取引所を開設しインターバンクなどを20社から30社招へいして顧客のオーダーとのマッチングをはかるもので、場合によってはスプレッドはゼロになることもあり確実に約定し、かつ最適なスプレッドを提供してくれるサービスとなっているのです。
この口座の場合には手数料は外だしで別途徴収されることになりますが、FX業者が関与できるところはまったくないアルゴリズムを利用した最適化取引であるたけに、利用者にとっては見かけ上最狭スプレッドを提供する国内業者の口座サービスよりも実効性の高く、信頼置けるものになっていることがわかります。
足元の相場のようになかなか1日の値幅の出ないような状況の場合にはこうしたECNを利用することは非常にメリットの大きなものとなりますので、試したことのない方はぜひ海外FXで一度トレードされてみることをお勧めします。
キャッシュバックサイトを利用すればさらにコストは安くなる
この海外FXのECN口座をさらにお得に利用するのであればキャッシュバックサイトから口座を開設することが効率的です。
もともとECN口座は海外業者でも利益は外だしの手数料に限られることからボーナスなどのインセンティブをつけない業者が多くなりますが、キャッシュバックサイトから口座開設をすれば自分で取引したボリュームにあわせてキャッシュバックを得られることから実質的な取引コストはさらに下がるものとなり想像以上にお得になります。
原則固定の最狭スプレッドというと確かに少ない取引量ではそれなりに約定しますが、枚数が増えて1000万通貨などといった途端にまったく約定しなくなるのが普通で、極めて人工的に作られたプロモーショナルな口座条件設定であることがわかります。
それよりも常にリアルな取引で最適化されるECN口座を利用しキャッシュバックでコストを下げるというほうがお得であることは間違いありません。
海外FXを利用したことがないという方も単にハイレバレッジやボーナスに気をとられるのではなく、よりユーザーメリットの高いECN口座を利用されることをあらためてお勧めしたいと思います。
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