XMでIBキャッシュバックを利用した際のメリット

XMでIBキャッシュバックを利用した際のメリット

海外FXをするのならIBキャッシュバックがおすすめ

IBキャッシュバックとは何か

24時間いつでも手軽に取り引きができるのが、「FX」(外国為替証拠金取引)です。ただしFXをする場合、国内FXと海外FXでは環境に大きな違いがあります。国内FXは金融庁の規制があり、レバレッジは最大で25倍ですし、証拠金がマイナスになった場合の追証をリセットしてくれるゼロカットシステムも禁止されています。その点、海外FXはゼロカットシステムを採用していますし(一部していないFX業者もありますので注意してください)、レバレッジも数百倍という超ハイレバレッジを効かせてハイリターンを狙っていくことができます。

一方で手数料ともいえるスプレッドが広いのが海外FXです。USD/JPY(ドル/円)を例にすると、国内FXであれば限界まで狭いスプレッドの0.3pipsが定番ですが、海外FXだとこれが1.6pipsだったり、1.8pipsだったりします。もちろんスプレッドが狭いECNの口座が用意されていますが、こちらはスプレッドが狭い代わりに別途手数料を支払わなければならないので実質コストはかかるのです。

実際のところ、このスプレッドの差は、DD方式(ディーリングデスク)なのか、NDD方式(ノーディリンググデスク)なのかの違いなので、一概にスプレッドが狭ければいいとは言えないのですが、このスプレッドの差が気になってなかなか海外FXにチャレンジできないトレーダーもいるのは確かです。

この問題を解決してくれるのが「IBキャッシュバック」になります。IBは、「Introducing Broker」の略で、仲介業者のことです。IB業者はFX業者とパートナー契約を結んでおり、IB業者のサイトから口座開設したトレーダーが取り引きした場合、FX業者は一定のインセンティブをIB業者に支払います。その中からIB業者がトレーダーにキャッシュバックするのが、IBキャッシュバックです。つまり利益が出ても出なくても、FXで取り引きする度にトレーダーはキャッシュバックを受け取ることができる仕組みなのです。

IB業者を選ぶ際のポイント

「それなら海外FXをやってみよう」というトレーダーも出てくると思いますが、IBキャッシュバックと言っても、IB業者は無数にあります。どこでもいいというわけにはいきません。なぜなら、IB業者によって「還元率が違う」からです。同じ1Lot(10万通貨)の取り引きをしたとしても、受け取ることができるIBキャッシュバックの金額はIB業者で異なります。そうであれば還元率が高いIB業者の方がお得です。

しかし、還元率が高くても、利用したいFX業者とパートナー契約を結んでいなければIBキャッシュバックは受け取れません。候補にあげたIB業者がどこのFX業者と提携しているのかは事前に確認しておく必要があります。ある程度複数の大手FX業者と提携しているIB業者が理想です。

また、個人情報をIB業者に提示することになります。証拠金がどのくらいあって、どのくらい取り引きをして、どのくらいの利益があったのか、どのくらいの損失があったのかも筒抜けになります。ですから「信用できるIB業者」を選ぶことは重要です。出金拒否などのトラブルを起こしているIB業者は絶対に利用してはいけません。多くのトレーダーが利用しているIB業者がやはり安心です。以上の3つの項目を考慮すると、「還元率が高く」、「大手のFX業者と複数提携しており」、「一番支持されて利用されている」のが「TariTali」です。やはりこちらが一番のおすすめIB業者でしょう。

XMでIBキャッシュバックを利用した際のメリット・デメリット

コストを最小限に抑えることができる

それではIBキャッシュバックを利用するとどのくらいコストを抑えることができるのか、日本人トレーダーから圧倒的な支持を受けているFX業者の「XM」と、人気NO1のIB業者「TariTali」を例にして確認してみましょう。

2019年10月時点でのXMのUSD/JPY(ドル/円)のスプレッドですが、スタンダード口座、マイクロ口座だと1.7pips、Zero口座で0.4pips(往復で10ドルの手数料がかかるので、実質1.4pips)です。一方で、TariTaliのキャッシュバックは、1Lot10万通貨であれば、スタンダード口座、マイクロ口座だと8ドル、Zero口座で4ドルです。つまりIBキャッシュバックを利用することで、スタンダード口座、マイクロ口座だとコストは「1.7pips-0.8pipsで、0.9pips」ということになります。スプレッドが半分近くまで狭まったことと同じ意味です。Zero口座でも、「1.4pips-0.4pipsで、1.0pips」ですから、ECNを利用する手数料だけを支払っている形になります。

IBキャッシュバックだと、一定期間(3~4日間分)の取り引き量に合わせてまとめて支払われる仕組みですが、国内銀行に対応しており、振り込み手数料などはTariTaliが負担してくれるので無料です。両替手数料や出金手数料も無料となっています。IBキャッシュバックだからといって、取り引き時にスプレッドが狭まるわけではありませんが、トータルのコストで考えると、大幅に削減できていることになるのです。

注意しなければならないのは、ポジションは5分間以上保有していないとIBキャッシュバックの対象にならないということでしょう。数秒から数分で売買を繰り返すスキャルピングを行う場合は、取引量だけ増えて、まったくキャッシュバックされていないことになるので気をつけてください。また、クレジットを利用した売買についても対象外になります。ボーナスではなく、入金した残高で取り引きをする必要があります。

このようなルールをしっかりと理解し、IBキャッシュバックを上手に活用していけば、海外FXであっても高い取り引きコストを抑えていくことができるのです。しかも、これだけではありません。XMであれば、さらにここからもっとコストを削減することが可能です。

IBキャッシュバックを受け取りながら、ボーナスも付与されるのか?

IBキャッシュバックを利用するうえで、さらに理解しておかなければならないのが、XMの「ボーナス」がどのような扱いになるのかという点でしょう。XMは海外FX業者の中でもボーナスが充実していることで有名です。ボーナスは大きく分けて、「口座開設ボーナス」、「入金ボーナス」、「ロイヤルティプログラム」になりますが、IBキャッシュバックを利用する口座では、口座開設ボーナスと入金ボーナスは対象外になります。XMでは個人で8つの口座まで開設できますので、ボーナスを受け取りたいのであれば、IBキャッシュバックを利用する口座とは分けて開設するのがいいでしょう。

しかし、IBキャッシュバックを利用しても、ロイヤルティプログラムによって取り引き量に合わせて「XMポイント」を受け取ることができます。1Lot10万通貨で受け取ることのできるXMポイントはステータスによって異なりますが、最上位の「Elite」であれば1Lot10万通貨の取り引きで20XMポイントを獲得できます。XMポイントはボーナスに換金することができ(ステータスが上位だと現金にも換金できます)、ボーナス化する計算式は、XMポイント÷3です。20XMポイントだとおよそ6.6ドル分のボーナスに換金できます。これを考慮すると、取り引きコストはさらに抑えることになるのです。スタンダード口座で、USD/JPY(ドル/円)を1Lot取り引きした場合、スプレッドは1.7pipsで、IBキャッシュバック分を差し引いて0.9pipsとなりますが、ここからさらにXMポイントによって0.6pipsほどコストを削減できます。実質かかったコストは「0.9pips-0.6pipsで、0.3pips」なのです。これは国内FXの最狭水準スプレッドに匹敵します。

888倍という超ハイレバレッジを効かすことができ、通貨ペアも豊富で、MT4やMT5といった世界NO1のシェアを誇るトレードプラットフォームが利用でき、ゼロカットシステムが採用されており、透明性の高いNDD方式のXMを、国内FXと同じコストで活用する方法こそが、IBキャッシュバックです。ぜひこの仕組みを有効活用して、より利益の出しやすい環境でFXをしていくのがいいのではないでしょうか。