リスク回避の金融相場に備えてハイレバで金取引をしてみる
巷ではどうも株をはじめとする資本相場に大きな変化が現れるのではないかといったかなり用心した動きが出始めており、金が上昇を始めています。そこでハイレバレッジの海外FX取引口座でCFDの形でドル建ての金取引をしたらどういうことになるのかを検証するために金を売買してみました。
金はここ一番の有事の時にワークする商品
金は市場での有限性が極めて高い商品として有名ですが、価格の方はそれでも一方的に上がるものではなく、過去5年のチャートを見ても想像以上に相場が上下していることがわかります。
XMのハイレバだと驚くほど安い証拠金
この金価格、なんとなくは認識していても実際に取引をしたことがないと今一つピンとこないところもあります。まず金の価格を正確に認識するところから始めなくてはなりません。金価格は1トロイオンス、通常のグラム表示では31.1035gと定められており、ドル建てでの1oz価格はほぼ1340ドル前後で推移しています。
1ドルが108円ですと1ozは144,720円、ざっと15万円程度ということになります。
これをハイレバレッジが利用できる海外FXで取引したらどいうことになるのかという話になってくるわけです。
ハイレバレッジが利用できる海外業者でもCFDとして取引できる金の扱いは結構バラバラで最大1000倍が売り物のHotForexでは金の取引のレバレッジは最大200倍とよくCFDにあるレバでの取引ができるようになっています。
一方888倍が売り物のXMTradingでは、なんと金も888倍が利用できることから、驚くほど少ない証拠金での売買が可能になっているのです。
XMならオールインワンツールで証拠金、スワップ等が一目瞭然
XMならばオールインワン計算機が実装されていますので、まずどのぐらいの証拠金が必要なのかを確認してみます。
通常のスタンダード口座で、レバレッジは888倍、1ロットつまり100oz売買したときにどの位の証拠金が必要なのかをみますと16,356円であることがわかります。
これは現物でドル建てで購入した場合には1452万円強の資金が必要になるわけですらハイレバレッジならば格段に安い資金で売買ができることがわかります。もちろん価格が変動すれば含み損がでますからそれなりに余裕のある証拠金の投入が必要になることは言うまでもありません。
たとえば1340ドルで買った金100トロイオンスが1400ドルになれば、6000ドル、日本円なら65万円相当の利益が転がり込んでくることになるわけです。相場の上昇局面で利用すればかなり効率のいい取引ができることがわかります。
気を付けなくてはならないのはやはりスワップ
但しこのドル建ての金のCFD取引には気を付けなくてはならない大きなポイントがあります。それがスワップポイントなのです。
現物の金を購入した場合にはなんらスワップは発生しないわけですが、ドルを売って金を買うというCFDの場合、比較的金利の高いドルを見合いにして金を買っているわけですから毎日スワップポイントを支払わなくてはならないのが大きな問題になります。
上の計算機のスワップを見ていただいてもおわかりのとおり1日に1622円のスワップの支払いを求められるわけですから、月間でいえば4万8660円もの支払いになりコストは非常に高くなります。ドル円の円売りなどをしているのとはわけの違う金額ですから、とにかくBuy & Holdで長く保有し続けるというのは相当に気をつけなくてはならないことがわかります。一か月保有したいたら必要証拠金の3倍の支払いが必要になるわけですから、相当うまく取引をしないと意味がないわけです。
買いなら長く保有しない取引戦略が必要
ハイレバレッジを活かしたCFDで金取引をした場合思わぬ多額な利益を獲得できる可能性があることは確かですが、ここでご紹介しましたようにかなりのスワップ金利の支払いを余儀なくされることになりますから、通常のリスクヘッジのための金外とハイレバCFD環境での金買いとはかなり内容が異なるということだけはしっかり認識した置く必要がありそうです。できることなら上昇局面に短時間で売買をするのがお勧めですし、将来的な下落局面では売りで利益とスワップの両方を稼ぐというのも一つの方法になりそうです。
以上ハイレバ環境でのドル建て金CFD売買についてご紹介しました。
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