XM(XMTrading)のエントリー方法を確認しよう

XM(XMTrading)のエントリー方法を確認しよう

XM(XMTrading)のトレードプラットフォームとは

MT4かMT5を使用する

FX(外国為替証拠金取引)を含めたCFD(差益決済取引)では、レバレッジを効かせて実際の資金より大きな取引をすることができます。FXに関しては、日本国内だと金融庁の規制によって最大25倍で統一されていますが、海外のFX業者は違います。

日本人トレーダーから圧倒的な支持を受けている「XM」(XMTrading)では888倍という超ハイレバレッジで取り引きすることが可能です。

実際にXMTradingで取り引きを始めるには、世界中のトレーダーが利用している「MT4」または「MT5」のトレードプラットフォームをインストールする必要があります。ちなみにMT4を使用する場合は、MT4用の口座を開設しなければなりませんし、MT5も使用したいのであれば、別にMT5用の口座を開設しなければなりません。

MT4やMT5を使用した経験があれば問題ないのですが、国内のFX業者を利用していたトレーダーは初めて使うということになるかもしれません。国内のFX業者はDD方式(ディーリングデスク・相対取引)を採用しており、取引には独自に開発したトレードプラットフォームを提供しているケースがあるからです。

MT4やMT5が利用できるということは、世界中で開発されているEAを選択してシステムトレードができるということです。インジケーターも国内のトレードプラットフォームとは比較にならないほど増えます。自由にカスタマイズできるため、FXの中級者や上級者向けになりますが、使いこなせるようになるとかなり便利です。

まずはデモ口座でエントリーしてみよう

しかし、MT4やMT5だから「エントリーするのも難しい」というわけではありません。注文自体はいたってシンプルです。

ただし、超ハイレバレッジで取り引きする場合、買いと売りを間違えたり、ポジション量を間違えたりするだけで、あっという間に強制ロスカットの水準まで含み損を抱える危険性があるので、慎重さが求められます。

まずは慣れるまではデモ口座を利用してみるのがいいのではないでしょうか。仮想の資金として10万円がデモ口座に入りますので、そこでエントリーの練習ができます。超ハイレバレッジの取り引きになると、為替レートの変動でどれくらい利益を出せるのか実感することもできます。

初期設定では、「ワンクリック取引」になっていますので、ここは慎重に進めていくためにも変更しておきましょう。「ツール」→「オプション」から変更画面に入れるので、ここでワンククリック取引のチェックボックスをオフにしておきましょう。

トレードプラットフォームは、実際に使ってみないと慣れないので、デモ口座を使うのは有効です。エントリー方法に自信がついてきたら、リアルマネーで取り引きしていくのがいいのではないでしょうか。

エントリー方法

成行注文

それでは具体的にエントリー方法を確認していきましょう。

「通貨ペアチャート」をクリックし、画面上記のメニューバーから「新規注文」をクリックします。すると「オーダーの発注」という画面に切り替わります。

「通貨ペア」を選択します。国内のFX業者であればクロス円中心の通貨ペアになりますが、XMTradingでは、米ドルやユーロが中心です。例えば、トルコリラの場合、米ドル/トルコリラ(USD/TRY)や、ユーロ/トルコリラ(EUR/TRY)は扱っていますが、トルコリラ/日本円(TRY/JPY)は扱っていません。

「数量」を入力します。スタンダード口座やXM Zero口座では、1Lotが10万通貨です。マイクロ口座では1Lotが千通貨です。

「注文種別」を選択します。現在の為替レートで売買するのであれば「成行注文」になります。売りから入る場合は、「成行売り」(赤いセル)、買いから入る場合は「成行買い」(青いセル)をクリックします。

注文が成立すると、画面下のターミナルの取り引きタブに、保有しているポジションが表示されます。ここでポジション部分をダブルクリックすると、「注文の発注」画面に切り替わります。

成行売り、成行買いの下に「成行決済」がありますので、ここをクリックすると「決済注文」は完了です。

ちなみにワンクリック取引ができる状態にしておくと、取り引きタブに表示されたポジションの一番右側にある×印をクリックするだけで決済ができます。

指値注文と逆指値注文

成行注文だけだと常にチャートを見続けていなければならなくなります。自動で売買をするためには、「指値注文」「逆指値注文」を設定する必要があります。

この場合、「注文種別」を「成行注文」ではなく、「指値注文または逆指値注文(新規注文)」に変更します。

さらに「注文種別」を選択することになりますが、現状の為替レートより下落した場合に買いたい場合は「買いの指値注文」になりますので、「Buy Limit」を選択し、「価格」を入力、最後に「発注」をクリックします。

現状の為替レートより上昇した場合に売りたい場合は「売りの指値注文」になりますので、「Sell Limit」です。現状の為替レートより上昇した場合に買いたい場合は「買いの逆指値注文」になりますので、「Buy Stop」。現状の為替レートより下落した場合に売りたい場合は「売りの逆指値注文」になりますので、「Sell Stop」です。

保有しているポジションに指値と逆指値の「決済注文」を設定することもできます。ターミナルの取り引きタブに表示されているポジションを選び、「決済指値」または「決済逆指値」をダブルクリックします。

「注文の発注」の画面に切り替わりますので、決済逆指値(S/L)と決済指値(T/P)に価格を入力します。その下に「ポジションの詳細と変更する」と表示されますので、ここをクリックすると、指値または逆指値の決済注文は完了です。

成行注文する際にも、数量を入力する下に、S/LとT/Pを入力するスペースがありますので、新規注文と同時に決済注文の予約も可能です。

EAのシステムトレードと違って、注文が確定するとそれで完了となってしまい、エントリーを繰り返すにはその都度手動で入力しなければなりませんが、指値注文や逆指値注文によってチャートから離れても新規注文を入れたり、決済注文を入れることができます。

超ハイレバレッジの場合、含み損を抱えて塩漬けにすると、すぐに強制ロスカットされる危険性がありますので、損切りを的確にできるよう決済逆指値は設定するようにしましょう。