海外FXの利用なら最低でも2つ以上の業者の口座開設・利用がお勧め
海外FX業者を選んで実際に利用していこうとする場合、取引スペックからベストな1社を選択するのが几帳面な国内の個人投資家の共通した行動となっているようですが、実は海外FX業者も複数に登録してみて使い比べたり、用途にあわせて登録業者を使い分けするといったことがかなりお得になるのです。資金を投入したまま一切利用しませんと口座管理料を徴収されるところも確かにありますが、口座開設してちょっと使ってみて資金を残さなければその後の負担費用が発生しないところがほとんどですので、とにかく開設するところから始めてみるのがお得です。
ほぼ同じようなスペックのFX業者の口座は両方試してみる
多くの個人投資家はとにかく海外FXといえば最大レバレッジとボーナスにスプレッドをチェックすることになりますが、似たようなスペックの業者が見つかったらまずは両方ともに登録して使えるようにするのが一番のお勧めとなります。
取引スペックというのはもちろん重要です。500倍の最大レバの会社と1000倍の会社では証拠金自体がまったく異なりますからさすがに比較にはなりませんが、同じようなスペックの会社の場合無理に1社だけに限定せずに両方とも登録して使ってみますと表面上現れない部分に差を見出すことができるようになるものです。
ほとんどの海外FX業者はMT4もしくはMT5を取り引きプラットフォームとして利用していますから操作性は変わりませんが、逆に約定力やスプレッドといった本来もっとも取引に敏感に影響を与える部分についてはすぐに業者ごとの差というものを実感することができます。これはまさに使ってみないことにはわからないもので、
デモトレードではなく証拠金を入れたリアルトレードで比較していただきたいものです。
FXのみならずCFDなどの品ぞろえ、レバレッジで業者の選択肢を変えてみる
またCFDなどFX以外の商品のトレードに利用する場合にはFXではほとんど違いのない業者であっても品ぞろえが大きく異なることになりますし、なによりレバレッジがFXとは違うレベルになるので比較の甲斐はかなりあるものになってきます。
日経225CashならXMTradingが200倍のレバレッジで取引できますから圧倒的に有利になりますし、逆に米国の個別株ならHotForexで取引するのがお勧めといったように何を取り引きするかで業者選択は全く異なるものになります。
もちろん一つの業者ですべてがオールマイティに取引できるのは便利ですが、こうした具体的利用視点で選択しなおしてみますと新たな発見があるのです。
スプレッドの幅はキャッシュバックサイトの利用で調整可能
一般的に海外FXの取引は国内のDD方式の業者のようにこれ見よがしにスプレッドを狭めるということはなく、一定のスプレッドを確保した中からボーナスなどの原資を調達していますのでお世辞にも狭いスプレッドの業者というのは存在しないものです。しかしキャッシュバックサイト経由で口座を開設すればその部分をキャッシュバックで取引するたびに戻してもらえますから、かなりスプレッドの幅を狭めることが可能になります。またECNサイトであればほとんどの海外業者はボーナスを支給していませんが、こちらもキャッシュバックサイト経由の口座開設・利用ならば相当お得な取引をすることが可能になります。
この時期、いよいよ海外の市場参加者はクリスマスまでお休みをとることも多く、相場自体が動かない時間帯が多くなりますが、こういうときこそ来年の取引を準備するためにも海外FX業者を様々なポイントから比較してみることがお勧めです。
用意万端にしてあればクリスマス明けに本格的に動き出す相場にもしっかり準備ができることになります。
ご自身で取引したい通貨ペアやCFDの商品等を事前によく検討し、その上で業者の取引スペックをチェックしていきますと思わぬお宝口座を発見することができるかもしれません。
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