XM(XMTrading)のMT4は日本でも利用されている?
世界で普及しているMT4
MT4の特徴
FX(外国為替証拠金取引)はレバレッジを効かせることができるため、少額から始めることができる投資として人気を集めています。国内では25倍が限界のレバレッジですが、海外のFX業者だと、500倍以上も可能です。そんな中で日本人トレーダーから圧倒的に支持されているのが、「XM」(XMTrading)になります。レバレッジはなんと888倍です。
XMTradingのトレードプラットフォームは、世界中のトレーダーが好んで利用している「MT4」(Meta Trader4)になります。ロシアのMeta Quotes Software社が開発し、無料で提供しているため、それを活用するトレーダーが新しいインジケーターやEA(Expert Adviser)をどんどんプログラムしており、国内のFX業者が提供するオリジナルのトレードプラットフォームとは比較にならないほど充実しています。
新しいインジケーターやEAを無料で利用できるだけでなく、さらに、自分でEAをプログラムすることが可能なので、自由にカスタマイズできるトレードプラットフォームとして世界中で愛用されているのです。
XM(XMTrading)はMT5も選択可能
XMTradingではMT4だけでなく、さらに動作スピードに優れたMT5も利用が可能です。MT4のチャートの時間足が9種類であるのに対し、MT5は21種類もの時間足があります。またMT4のアップデートは終了していますが、MT5のアップデートは継続されており、現状では一部の大手FX業者しか導入していない状態ですが、今後さらに利用者が増えていくでしょう。
広く浸透しているのはMT4の方なので、MT5よりもMT4の方がインジケーターも豊富で、開発されているEAも多いというメリットがあります。ですからMT4を引き続き利用しているトレーダーはまだまだ多いのです。
XMTradingは個人で8つの口座を開設することができます。仮にスタンダード口座を開設した場合、MT4とMT5のどちらかを選択する必要があるのです。MT4の口座では、MT5は使えないので、どちらも使っていきたい場合は、スタンダード口座でMT4とMT5の2つの口座を開設する必要があります。
国内のFX業者でもMT4であれば採用しているケースがありますので、こちらでMT4の操作に慣れていれば、XMTradingでも楽に取り引きができるでしょう。それだけではなく、海外の様々なFX業者でも問題なく取り引きできるようになるのです。海外では実に1000社以上のFX業者がMT4を採用しています。
MT4は、世界に認められた、世界共通のトレードプラットフォームだということになります。主導権がMT5に移っていくにはもう少し時間が必要なようです。
日本国内のMT4利用状況
MT4が採用されない理由
しかし、実際にMT4をトレードプラットフォームとしている国内のFX業者はわずかです。10社にも満たない数なのです。ほとんどのFX業者がオリジナルのトレードプラットフォームを使っています。なぜでしょうか?
理由のひとつは、MT4が中級者や上級者のトレーダー向けのため、FX初心者を多く獲得したい国内のFX業者としては、もう少しわかりやすく使いやすいトレードプラットフォームを提供する必要があるということが挙げられるでしょう。
MT4を採用している国内のFX業者でも、注文の仕方はやや難しいので、発注機能を改善してから提供していたりします。
しかし、世界中でこれだけ普及しているMT4を採用しない理由はそれだけではないようです。MT4をトレードプラットフォームにしてしまうと、透明性が増してしまうため、DD方式(ディーリングデスク、相対取引)を採用している国内のFX業者にとっては困る状況になるからです。
DD方式は、ディーラーが仲介し、注文を他の注文とぶつけたり、負ける見通しの注文はインターバンクに通さずに呑むことによって利益を出しています。さらにトレーダーに不利なスリップページやリクオート、ストップ狩りで行って利益を出すような操作をしているといわれています。
DD方式はとても不透明なのです。だからこそ、国内のFX業者は極端に狭いスプレッドを実現できているわけです。XMTradingの方がスプレッドは広いですが、トータルで支払っている手数料はDD方式の方が多くなっているかもしれません。
DD方式を採用しているFX業者にとっては、独自のトレードプラットフォームの方が操作は便利です。MT4はできるかぎり使いたくないのです。ですから国内でMT4を利用できるFX業者は、DD方式ではなく、NDD方式(ノーディーリング)を採用しているケースがほとんどになります。
透明性が高く、約定力の面を重視しているFX業者はNDD方式でも問題なく、世界共通のトレードプラットフォームであるMT4が利用できるというわけです。これが世界のトレーダーたちが望んでいる取り引きの仕組みになります。
MT4のチャートだけ使えるFX業者もある
MT4は世界中で活躍しているトレーダーが開発したEAを利用できますので、MT4をトレードプラットフォームにしているという点は大きなメリットです。特に国内では採用しているFX業者が少ないために、これは大きなアドバンテージとなります。
そのため、MT4が利用できることをアピールするのですが、実はMT4を使ってテクニカル分析だけは可能というFX業者が国内にはあります。注文には使えないということです。豊富なインジケーターを利用できるという点ではメリットはありますが、注文できないのではEAをダウンロードしてもまったく意味がありません。せっかくのMT4の高性能の機能を無駄にしてしまっています。
この他にも国内のFX業者だとEAの利用制限があったり、扱える通貨ペアが少なかったりとMT4を生かしきれない状態です。残念ながら日本では、「MT4を利用することができるFX業者はわずかにあるものの、中途半端である」ということが言えます。
その点、XMTradingであれば、MT4の性能を最大限発揮できる環境ですし、FXだけでなく他のCFD(差益決済取引)にも活用できます。
やはりMT4を利用した取り引きをしたいのであれば、国内のFX業者よりも、XMTradingに口座を開設すべきでしょう。
XMTradingには口座開設や入金のボーナスだけでなく、取り引き量に応じたボーナスも加算されます。超ハイレバレッジの取り引きをしていくうえでも、証拠金が増えるこの仕組みはトレーダーの強い味方です。より有利に取り引きを進めていくことができます。
国内のFXに不満がある場合は、すぐに検討する必要があるんではないでしょうか。
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